今日のローマは雪が降りました!

何年ぶりだろうか雪が降るなんて…

という事でこんな寒い日は、体の芯まで温まるスープ“リボリータ”です

リボリータとは“再び煮た”という意味のトスカーナ地方の料理です。

ではなぜこの料理がリボリータ(再び煮た)なのでしょうか。

 中世から商業の盛んだったトスカーナ地方は商人たちの往来も頻繁でした。

 レストランなどがまだできていない頃、彼らに食事を提供するのは宿屋の仕事だったそうです。

 それ一品だけで食事を済ますことができ、さらに時間がたっても食べられる料理は

 忙しい旅人にとっても宿屋にとっても理想的なものでした。

 一度にたくさん作っておき、注文があるごとに“再び煮る”

 Ribollitaするごとにおいしくなっていく料理という事でこの料理名がついたそうです。

こういった料理名のエピソードはいろいろな説がありますが・・・

私はこの話は“なるほどな”と思いました。

材料の野菜は冷蔵庫にある物を使ってもかまわないのですが、もし手に入ったら

CAVOLO NERO(黒キャベツ)を入れると一層トスカーナ風になります。なければちりめんキャベツでOKです。

それとCANNELLINI(白インゲン豆)は必ず入れます。

     材料
       黒キャベツまたはちりめんキャベツ500g
       白インゲン豆          200g
       玉ねぎ             1個 
       ポロねぎ            1本 
       セロリ             1本 
       ジャガイモ           2個
       ズッキーニ           2本
       カリフラワー          1/2個
       にんにく            1片
       イタリアンパセリ        少々
       タイム             少々
       セージ             少々
       水・オイル・塩         適量
       パン

     レシピ
        ?白インゲン豆は一晩水につけて戻し、セージと塩を入れた水で柔らかくなるまで煮る
        ?黒キャベツは軸の部分を取り一口大にちぎる
        ?にんにく、パセリ、タイムはみじん切り、カリフラワー小分けにして
         その他の野菜は同じ大きさの角切りにする
        ?オイルと?を入れ香りが出てきたら野菜と?の豆を半分加え軽く炒め
         ひたひたの水を入れ煮る
        ?残った半分の豆を裏ごしして?に加える
        ?コトコトと材料が柔らかくなるまで煮て塩で味を調える
        ?器に入れ好みでパルミジャーノをかけガーリックトーストを添える

材料は目安ですので、量も種類もお好みでどうぞ♪

多めに作ってRibollitaしてください!

うちでは一日目はパンは横に添えて、スープにつけて食べたり、そのまま食べたりと各々の

食べ方をして、野菜たっぷりのリボリータのおいしさを味わいます

二日目は、固くなったパンなどを入れRibollita、再び煮てとろとろっとした野菜と

野菜のうまみを吸い込んだパン粥状態のものに紫玉ねぎをのせE・Vオリーブオイルを少量垂らして食べます。




どちらも体の芯から温まる栄養ばっちりの一品です。

さむ?い夜にお試しあれ?♪

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