今日は トマト缶で作るトマトソースパスタです
トマトソースには いろいろな作り方があり 用途や好みによって
仕上がりの色も 味も 香りも 濃度も 様々ですね
夏のトマトの美味しい時期に作る フレッシュトマトのソースも美味しいですが
年間を通して いつでもよい状態のトマトが使えるということでは
缶詰のトマトは侮れません
お料理によってフレッシュなトマトを加えて 酸味を生かしたり
今日は サンマルツァーノ缶を使い “スパゲッティ アッラ カレッティエラ”を作ります
カレッティエラ(carrettiera)とは “馬車引き(馬車 荷車を引く人)”という意味ですが・・・
なぜこの名前がついたのか・・・
なぜこの名前がついたのか・・・
アラビアータと ほぼ同じ材料を使いますが
トスカーナでは この名前で呼ばれ
フィレンツェの 隠れた伝統料理のようになっています。
ただメニューには載せていないところも多いのですが 頼めばたいていのお店で出してくれます。
シンプル好きのトスカーナ人
ご自慢のトスカーナ産 サラミやハムで 赤ワインを飲んだ後
この煮込んだトマトソースとは 一味違う
トマトを 多めのニンニクと ぺペロンチーノでさっと炒めたソースに
アルデンテのスパゲッティを絡めるだけの スパゲッティ アッラ カレッティエラで
〆るという人もいるそうです
なんとな~く分かる気がします
毎日食べても飽きないお味・・・といった感じでしょうか
材料
サンマルツァーノ缶 1缶
ニンニク 2片
ぺペロンチーノ 2個
E・Vオリーブオイル 大さじ2~3
イタリアンパセリ 適量
スパゲッティ 240g
レシピ
①フライパンにオイルを入れ みじん切りのニンニクとぺペロンチーノを入れ香りを出す
②トマト缶を加え 軽くつぶし ポモドーロソースと同じように 沸騰して5分位火を入れ
塩で味を調える
③茹でたパスタを絡め 器に盛り多めのパセリのみじん切りをふる
ニンニクとぺペロンチーノのきいたピリッとしたトマトソースに
口の中に 涼を運ぶ イタリアンパセリ
シンプルなお味ですが たまらない美味しさです
シンプルゆえに 素材にはこだわりたいものです
トマト缶詰は ものによって 酸味とかコクの違いがあります
サンマルツァーノのトマト缶がベストですが
お好みのお味を 探してみてください
コメント
コメント一覧 (3)
ありがとうございます!
聞いたことがない料理名です!!
楽しみにしてまーす(*^^*)
Pasta alla gricia (パスタ・アッラ・グリーチャ)ですね。
トマトがイタリアに広まる 19世紀以前からあるローマ料理です。
日本ではあまり知られていないようですがローマ料理の店ならたいていあります。
ただ アマトリチャーナやカチョ・エ・ぺぺほどメジャーではありませんが・・・
今度レシピのせます♪
でも、知らず知らずのうちに似たようなソースを作った事があります。
ニンニクとトウガラシを利かせるのがポイントなんですね!!想像しただけでお腹が減ってきました。
質問があるのですが、この場をお借りしても世らしいですか?
ラツィオの料理、アマトリチャーナはトマトソースだというのが当たり前だと思っていたのですが、先日トマトの入らない古典的なレシピを見つけました。
すべてイタリア語の本なので上手く解読できませんが、実際に現地では食されているのでしょうか?もしご存知でしたら教えてください。