イタリアのポピュラーな焼き菓子

「クロスタータ」です

クロスタータは　デザートとして食べるほか

朝食で　甘いものを食べることが多いイタリアでは

ホテルのバイキング朝食などにも　おいてあることがあります

また子供の誕生日会の定番お菓子でもあり

家庭でもよく作られる焼き菓子です


クッキーのように　サクッととしている生地に

中身はフルーツジャムやチョコレートスプレットが多いです

ポイントは

生地の薄さと　ジャムの量

普通イタリアのタルトは生地が厚いものが多いですが

クロスタータは　薄めに作り　ジャムの量も生地と同じぐらいにします

フレッシュフルーツを乗せるタルトと違って

大きく作りますが　高さは低く

直径23cm 高さは２．５cmのタルト型で作りました

低く作った方がジャムと生地のバランスがよく

おいしいです

ジャムクッキーのような感覚でいただけます


今回は　日清全粒粉と薄力粉半々で作ってみました

これが大成功〜

サクッとしていて　イタリアで食べた味になりました

全粒粉アンバサダーをしているので

全粒粉をよく使います

全粒粉は小麦の粒を丸ごと挽いているので

食物繊維が豊富でヘルシーです

今月のテーマは「おつまみ」なのでテーマから外れているのですが

美味しくできたのでレシピをご紹介したいと思います

それではレシピです

【材料（２３cmの丸型）６人〜】
薄力粉・・・１００g
日清全粒粉：１００g
バター・・・１００g
塩・・・ひとつまみ
砂糖・・・４０〜５０g
卵黄・・・１個分
バニラエッセンス・・・３滴
冷水・・・大さじ３
ジャム・・・２６０g
★ラズベリージャム
粉砂糖・・・少々

【レシピ】


①ふるった薄力粉と日清全粒粉に角切りにしたバターと塩を加え
　手でポロポロになるまで混ぜ合わせ


溶いた卵黄　砂糖　バニラエッセンス　冷水を加え


ひとまとめにしてラップで包み冷蔵庫で１時間ぐらいやすませる


②やすませた生地の100gを除いて　残りは３〜４mm厚さにのばして
　型にのせ


型の底にフォークなどで穴をまんべんなくあけ


180℃のオーブンで８分下焼きする


③下焼きした生地の粗熱がとれたらジャムを敷き詰め


残しておいた生地と型にのせ　はみ出した生地を合わせ
薄くのばして１cmのひも状に切って


ジャムの上に縦横のせ


残った生地で花型にくりぬき飾り　180℃の
オーブンで２０分ぐらい焼く


④粗熱がとれたら型から外し　お好みで粉砂糖をふる

【ポイント】
★バターは室温に戻しておきます

★バターは無塩タイプ　砂糖はきび糖を使っています

★ジャムが甘いので生地の砂糖は控えめです

★ジャムがゆるい時は鍋に入れかき混ぜながら３分ぐらい
火にかけ水分を飛ばしてください

★ラズベリージャムを使いました
ジャムはお好みのものを使ってください
おすすめは成城石井で売っている


「成城石井オリジナル果実60%ジャム」
低糖度で甘すぎず　果肉がたっぷりで水分を飛ばす作業が入りません

酸味のあるフルーツのジャムがおすすめです

全粒粉を加えると薄力粉だけよりもサクッとして

おいしくできました

ぜひぜひお試しください