こちらポルトガルの国民的お菓子 エッグタルトのルーツといわれている

 “パスティス・デ・ナタ(pastis de nata)”です。

サクサクのパイ生地に カスタードクリームを詰めた焼き菓子です。

このお菓子 前に主人がポルトガルに出張した際に買ってきてもらい ご紹介したこともあるのですが

お店で食べる焼きたては くらべものにならないくらいおいしいと聞き 行ってきました。

お店の外観です。

このお菓子を買うために外にまで列ができるそうです。




中は白とブルーを基調としていてとってもきれい。



奥には食べられるスペースもあります



このお菓子は ポルトガルのべレン地区にあるジェロニモス修道院の修道女が考え出したといわれ

そしてその修道院のレシピを忠実に再現してこのお菓子を作っているのが

“パスティス デ べレン(Pasteis de Belem)”という このお店で 1873年創業の老舗です。

このお店では、“パスティス・デ・ナタ”と呼ばずに、“パスティス・デ・べレン”と呼んでいるそうです。
100年以上も前のものが 味も変わらず 受け継がれ 

今も 受け入れられているということは すごいことですね。

奥には次々と出来上がってくる パスティス・デ・べレンが・・・



パリパリっとしたパイ生地と なかのとろけるようなクリームの程よい甘さが最高です。

素朴でやさしいお味のお菓子です。

ほかにも珍しいお菓子を発見。



アズビィア(Asevia)という名前のお菓子 

中にひよこ豆を粗く濾したつぶ餡みたいなものが入っていました




ちょっとわかりにくいですね・・・

イタリアでは豆を甘く煮ることはないので ちょっと新鮮でした。

そしてこちらが ポルトガルのクリスマス伝統のお菓子



ボーロ・レイ “王様のお菓子“ です。

中に人形とソラマメが 一個入っていて 人形が当たれば 王様として振る舞え

ソラマメの人は翌年のボロ・レイを用意する役回りになるそうです。

おもしろいですね。





ブログランキングに参加しています



ポチッと押していただけると嬉しいです






      
     ありがとうございました
 
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


ポルトガル べレン地区にあるジェロニモス修道院です



マヌエル様式の最高傑作と謳われています




ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して造られた修道院です




東方貿易や植民地支配で得た巨万の富が莫大な建築費として投入されました




1502年の着工から300年以上もの長い年月を費やし19世紀に完成したそうです




中にはヴァスコ・ダ・ガマの石棺があります




中庭を取り囲む55メートル四方の回廊です




新航路を切り拓いたポルトガル黄金期を象徴した建物です




1983年 世界遺産に登録されました

それでは・・・

Buona giornata(ブォナ・ジョルナータ) よい1日を